冬期山岳技術強化実習

山岳プロ学科山岳コースの年明け最初の実習は、
花谷泰広先生、佐々木大輔先生、黒田誠先生による
冬期山岳技術強化実習です。

厳冬期の冬山にテント泊で登る実習は、しっかりとした装備、生活技術、
行動体力、防衛体力が高い次元で要求されます。
しかも今回の目的の山は標高３１９２ｍ、富士山に次ぐ日本第２の高峰、北岳。
折りしも強い寒気が南下して厳しい環境が想定されていました。

登頂当日は午後から荒天が予想されたため、夜中の２時にテント場を出発。

が、森林限界を越えると暴風雪に見舞われて、以後の行動の検討をすることに。

検討の結果、撤退することに決定。富士山上空の雲が強風を物語っています。

残念ながら前半戦は登頂なりませんでしたが、
実習期間はまだ残されています。
どっぷりと深雪にまみれる登山が予想される妙高山に転進。

ところどころ胸までのラッセルをこなし、頂上直下の岩場へ。

こんな顔になる-20℃以下の寒気のなか、

頂上に到達！
下界でも大荒れで大雪の天候のなか、みんながんばりました。
厳しい山での経験が大きく人を成長させていきます。
厳しい環境のなかご指導いただいた花谷先生、佐々木先生、黒田先生に大感謝です。
ひとまわりもふたまわりも成長した姿を来年度お見せできるようにがんばります。

３年制
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