サバイバルの季節

山岳プロ学科では、夏休み前の恒例となったサバイバルな沢登りの授業が実施されました。
講師はもちろん、サバイバル登山家の服部文祥先生。
服部先生は若くしてK2（8611ｍ）に登頂したり、冬の黒部横断で初登ラインをいくつも登ったり、多彩で深い山行を多く実践してきましたが、
近年ではテレビ番組「情熱大陸」でのサバイバル登山紹介で、登山をしない人にもよく知られるようになっています。

場所は某所某谷。時計やらスマホやらの近代用具はもちろんのこと、
登山では携行が常識のヘッドランプ、行動食まで禁止され、
米、味噌、調味料頼みで山行開始です。

谷は小さいながらも地形に富んでいて、泳ぎあり、へつりあり…

滝も大小さまざま

イワナのさばきかたを教えてもらいました。
画像はちょっとお見せできませんが、カエルもおいしくいただきました。

キノコや山菜の知識も教えてもらい、山で生き延びるためのしぶとさが
少しは身についたでしょうか。

自然の中でのサバイバルだけでなく、人生的な意味でのサバイバルなお話にも
話題は広がり、とってもたくさんの刺激をいただきました。
新生『岳人』での服部先生の連載もとっても楽しみです。
夏休み、いろんな山に登らなくっちゃね。

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