豪華！　サバイバル沢登り

山岳プロ学科２年生の通過儀礼、梅雨明け恒例となったサバイバル沢登りに行ってきました。
講師はNHKドキュメンタリー冒険者たちや情熱大陸などで活躍されているサバイバル登山家の服部文祥先生です。

通常の沢登りに加え、より自然の中に溶け込むためにGPS、スマホなどの電子機器はもちろんのこと、ヘッドランプ、時計なども持たずに山に入り、食料は米と調味料のみ持参で、山菜、キノコ、イワナなど山で手に入るもののみで生活するサバイバル山行です。

初日は梅雨明け宣言当日。強い日差しで沢の水が恋しい天候になりました。
今年の２年生は釣り経験者が少なく、タンパク質補給に不安がありましたが、
結果は大漁。服部先生頼みではありましたが、学生も頑張り、初めて釣ったひとも。

釣った魚をさばくのも大切な生活技術。切れるナイフは必需品です。
イワナは、刺身、塩焼き、ムニエル風でいただきました。

イワナのほかにもカエルが大漁。ヘビもきれいにさばきました。
イタリア風のソテーが大好評でした。

豪華な食事の後は服部先生による山人生相談（？）。一人ずつの野望について服部先生から厳しくもやさしいコメントをもらいます。たき火を囲んで夜更けまで熱い会話が続きました。

　
翌日は沢を詰めて稜線まで上がります。
水量は多くありませんが滝が連続し、頭から流れを浴びての遡行です。

しっかりと暑くなり、最高の沢日和でした。
これからいろんな沢で経験を積んでいってほしいと思います。

ひとり一人の山への思いや、自分の生き方と山の関係について考えを深める刺激をたくさんいただきました。服部先生ありがとうございました。

人と自然をつなぐプロになる。

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