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2011.07.01
毎週金曜日恒例の『フィールド観察』&『野生生物調査』のカップリング授業は、あと1回を残すのみとなりました。ただし、次回はこれまでのまとめとして、学生たちが生き物の名前をどれだけ覚えたかテストを実施します。なので、フィールドに出る授業は今日が前期最後の授業となりました。
さて、今回は雨男として有名な鯛損・真嶋先生コンビによる水生生物ガサガサ調査 in 関川 でした。
気温も高く、気持ちの良い日和だったので
何を間違えたか、学生たちは魚の気持ちを理解すべく
こんな感じではじけていました
カゲロウ、カワゲラ、トビケラといったおなじみの水生昆虫のほか
カジカ
こんなヤツですが、何と経験豊富な鯛損・真嶋先生も野生のものを見るのは初めてなのだとか
このアカザ、国のレッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類、新潟県でも準絶滅危惧種なのでした
カジカの稚魚も採集でき、旧新井市内の住宅地の脇ではありましたが、
きちんと繁殖もして、世代交代がされている証拠も得られました。
まだまだ、何が生息しているか不明な関川。
水の中の世界だけに、普段は気にも留めないことが多いのですが、
あなどれません
彼らは観察の後、元気に川に帰っていきました