留学生も日本人と同じクラスで学習。普段の授業で一緒に学ぶから、アウトドア活動でよく使う語学力が自然と身につきます。
英会話の授業はレベル別のクラス編成で⾏います。⾃分のレベルに合った授業内容で、確実に英語⼒を⾝につけます。
⾃分のタイミングで何度でも視聴可能。英語⼒の定着学習ができます。
目指す進路・資格
アウトドアガイド学科
アドベンチャートラベルガイドコースの
カリキュラムだから学べるポイント
国際的なアドベンチャートラベル業界団体(ATTA)が策定するガイド基準に則った資格が在学中に取得できます。世界基準の資格なので、国内外で活躍することが可能となります。
留学生と一緒に授業を受けたり、普段の授業でも英語を使ったりすることで日常的に英語を使う機会を創出。しかも妙高は外国人旅行者が多いエリア。そこでの実習などで実践的に英語力を高めます。
外国人旅行者に向けて高付加価値旅行を提供しているホテルやリゾート施設で実習やインターンシップを経験することで、世界水準のホスピタリティを学びます。
アウトドアガイド学科
アドベンチャートラベルガイドコースの
カリキュラム
インバウンドツアーに第一線で関わるプロから昨今の観光業界について学びます。近年、注目のアドベンチャートラベルについても理解を深めます。
通訳案内士のオーナーが営むゲストハウスと協働し、リアルな外国人旅行者に向けてのツアーを企画から実践します。一連のプロセスを通して実践的なマネジメント力を身につけます。
シーカヤックでキャンプ道具を積みツーリングに出かけます。シュノーケリングや焚火調理、海辺でのキャンプ体験を通して、「サスティナブルな旅」について考えます。
※授業内容は学期毎に変更します。
※色付きの科目は授業の中で英語を使う機会があります。
水口 猛 氏
国土交通省北海道運輸局観光部長
ATはアクティビティを楽しみながら自然と文化を学び、地元を大切にする持続可能な旅行スタイルです。
2023年9月、北海道で世界大会が開催され、新たなデスティネーションとして日本は大きな注目を集めています。このATでお客様の満足度を大きく左右するのはガイドです。お客様の安全を守り、楽しませ、そこに暮らす人々の誇りである、地勢、歴史、文化、産業に至るまでを伝えてくれるガイドが求められています。たとえ悪い天候や悪い行程であっても、思い出深い旅に変えられるのはガイドなのです。
i-nacからそのような魅力溢れるガイドが輩出され、日本各地のフィールドで活躍されることを期待します。
マイク ハリス 氏
(株)キャニオンズ 代表
/(株)日本アドベンチャーツーリズム協議会 理事
新型コロナウイルスの後、世界的には、冒険旅行(AT)が急速に人気を集めており、観光業界内で最も速いペースで市場規模が増加しています。
日本国内では、政府がATの開発に投資し、日本の地方への観光増加の柱の1つと見なしています。日本の文化的・自然的資産を体験するために、ハイキングやサイクリングを利用したソフトアドベンチャープロダクトを作成する動きがあります。
質の高いガイドは、すべてのAT体験の基盤です。
i-nacは、変化し続けるニーズに適応するために業界と協力しながら、次世代のATガイドを教育する重要な役割を果たしています。インバウンド観光は日本の将来の鍵の一つになると予測されているため、i-nacはインバウンドに対応できるガイドを育成する必要があると思います。これは単なる語学トレーニングではなく、さまざまなターゲット市場のニーズを理解することであり、さらに持続可能性を実現するためには、日本における地方のATビジネスの発展が必要です。
i-nacは、将来的に持続可能な事業を自ら立ち上げることができるよう、学生のビジネス能力向上にも取り組むべきであると考えます。
ワールドクラスの体験を提供するには、ワールドクラスのガイドが必要です。 これは、世界標準として認められているガイドの3つの中核分野、すなわち技術的なガイドスキル、解釈のスキル、持続可能性のスキルを持つことを意味します。雇用の観点からは、複数の分野をガイドできる、グリーンシーズンとウィンターシーズンの両方のアクティビティをガイドできる、英語がある程度話せる、大型車の免許を持っている、野外救急法または同等の資格を取得している、学習意欲がある、勤務地域に融通が利く、などの条件を満たす候補者がより求められています。
ATは、顧客・地域社会・地元企業など、すべてのステークホルダーに素晴らしい体験とポジティブな結果をもたらす可能性を秘めています。 好きなことを仕事にすることで、世界にポジティブな変化をもたらすチャンスです!
小川 裕司 氏
(株)洞爺ガイドセンター 代表取締役
この業種は「サービス業」です。この仕事は自分が持つ能力や知識を「顧客に」伝えることが必要です。ホテルやレストランとは気にすることは違うけど、人を相手にする仕事です。自分の大好きな自然、フィールドが持つメッセージをぜひ皆さんの顧客に「伝えて」ください。
新たな仕事に就くときは、自分が今まで知らなかった物や事が満載です。それを覚える事、学ぶ事を辛いと思うか、知識や経験が増えて楽しいと思うか。その姿勢があなたの成長にも、そして顧客にもビンビン伝わるのです。ポジティブが良いですね。
仕事でも、登山のルートでも、パドリングでも、スキーのターンでも、「難しい壁」はいつも現れます。誰だってその壁で悩みます。だけど、失敗した数だけ「経験値」も貯まります。成長します。諦めずに挑戦し続けることで皆上手になっていくのです。
「アドベンチャートラベル」と聞くと、何か「壮大な」「限界に挑戦する」「時に過激な」イメージを持つかもしれません。人が出来ない事が出来る、体験するのは素晴らしいことです。しかしそれは「身体的な」アドベンチャーの事。アドベンチャートラベルはそれだけではありません。文化の違い、考えの違い、あちらにはなくてこちらには普通にあるもの。それは「精神的な」アドベンチャーです。顧客の心への挑戦です。自分とは違うもの、新しいものに挑戦することだって立派に「アドベンチャー」なのです。だから、あまり気負わずに、まずは自分と相手の違いを考えてみるのも有効ですよ。