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授業・実習

2014.06.04

ナショナルスタンダードのガイド術_安全管理

野外教育学科野外教育コースの3年生は、

先週、「自然ガイド検定対策」実習を受講しました。

この学科は、

(公社)日本山岳ガイド協会の「自然ガイド」認定校です。

業界で最もステータスがあり、取得が難しい資格ですが、

筆記試験を突破すれば、卒業時に認定されます。

実践的な資格ゆえ、実技試験が一番の難関ですが、

当校の学生は、実習として実技の検定や指導を受けることができ、

取得に有利となっています。

自然ガイド検定対策では、

「自然解説技術」

「安全管理技術」

が厳しくチェックされます。

特に国土の約73%が山地山岳地域の日本では、

山の国ならではの安全管理が求められます。

フィックスロープの実技中。

崩れていたり、滑りやすい登山道で、お客様の安全を

確保する技術です。

登降サポート技術。

急な斜面や崩れた斜面を下ったり、登ったりするときに

お客様を安全に確保する技術です。

搬送技術。疲れやケガで歩けなくなった人を

ガイド装備を活用して運ぶ技術です。

緊急避難(ビバーク)技術。

何らかの理由で山中で一夜を過ごすことになった時に

必要な技術です。雨風の中でもすばやくシェルターを

張る技術が求められます。

3年間の集大成となるこの実習。

後半2日間は、国立公園で自然解説技術の実技を

してきました。その様子は次にアップします。

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