アルプス登山実習北穂編

後期が始まり、２週連続の実習週第２弾は日本アルプスへの登山。
山岳プロ学科３年生が野外教育学科１年生、山岳プロ学科１年生をガイドして
北アルプスの北穂高岳、奥穂高岳に案内する実習です。

これが奥穂高岳。前日には稜線に２㎝の雪が積もりました。
山はもう秋から冬へと季節が変わり始めました。
左側の陰になった切れ落ちた岩壁が花谷先生が「Real Climbing」のビデオで
登っていた滝谷です。

初日は涸沢まで。残念ながらナナカマドの真っ赤な紅葉は終わっていましたが、
秋晴れで気持ちのいいテン場でした。３年生のガイドはペースメイクもちょうどよく、
全員が元気に到着できました。

翌日は標高３１０６ｍの北穂高岳へ。一般道ではありますが、岩場が多く、
鎖場、ハシゴも続き事故の多い気の抜けないルートです。
たどり着いた山頂では最近１年生ではやっている山頂サイダーで乾杯。
富士山、白山、八ヶ岳等々、ぐるりと見える山並みを
３年生に教えてもらいました。

下山は登り以上に慎重に。
声掛け、休憩ポイントの選択、危険個所の通過などさまざまな配慮が
必要なことを１年生も身をもって体験しました。
全員無事下山し、整理体操、ストレッチをして食事の準備。
夜には皆既月食ショーも見ることができました。

さあ、明日は奥穂高岳です。

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