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2019.10.01
国が行う高等教育の修学支援新制度
当校は対象校に認定されています。
この新しい制度は、
●入学金・授業料の免除または減額(授業料等減免)
●給付型奨学金の支給
2つの支援により、専門学校で安心して学んでいただくものです。
入学金・授業料の免除または減額
↓
残りの必要経費に給付型の奨学金を充てる
※奨学金は授業料はもちろん、施設設備費や実習費、生活費など使途は自由
↓
自己負担額が減る
という制度設計になっています。
支援対象者について
まずは支援対象者の要件を見てみましょう。次の全てを満たしている方が対象です。
①進学先で学ぶ意欲がある。
②日本国籍、法定特別永住者、永住者等又は永住の意思が認められる定住者である。
③高等学校等を卒業してから2年の間までに入学を認められ、進学した者であって、過去において本制度の支援措置を受けたことがない。
↓
現在高校生の方はもちろん、高校を卒業して2年以内であれば、浪人生や大学中退の方、社会人も対象となります。
※2021年4月にi-nacへ入学する場合
2019年3月、2020年3月、2021年3月高校卒業の方が制度の対象
高卒認定者や海外の高校を卒業した方も対象です。詳しい要件は下記からご覧いただくか、学校へお問合せください。
詳しい要件はこちら
(文部科学省発表の資料PDFが開きます)
④世帯収入や資産の要件を満たしている。
具体的には、住民税非課税世帯及びそれに準ずる世帯の学生です。
下の表のとおり、収入に応じて満額・3分の2・3分の1と支援額が決まってきます。
|支援を受けられる年収の目安と支援額
支援
対象者 |
年収の目安 (両親・本人(18歳)・中学生の家族4人世帯の場合) |
年収の目安 (両親・本人(19~22歳)・高校生の家族4人世帯の場合) |
支援額 |
住民税非課税世帯の学生 | ~270万円 | ~300万円 | 満額 |
住民税非課税世帯に 準ずる世帯の学生 |
~300万円 | ~400万円 | 満額の2/3 |
~380万円 | ~460万円 | 満額の1/3 |
なおこれは一例です。
実際には多様な形態の家族がありますので、基準を満たす世帯年収は家族構成や構成員の年齢等により異なります。
支援の対象となるか、どれくらいの支援が受けられるか、日本学生支援機構のホームページで大まかに調べることができます。
支援額について
次に対象となった場合の支援額を具体的にみていきましょう!冒頭でお伝えしたとおり、この新しい制度は2つの支援から成り立っています。
入学金・授業料の免除または減額を受ける
↓
残りの必要経費に給付型の奨学金を充てる
※奨学金は授業料はもちろん、施設設備費や実習費、生活費など使途は自由
↓
自己負担額が減る
という制度設計になっています。
|入学金・授業料減免
支援対象者 | 支援額 | 入学金減免額 | 授業料減免額 |
住民税非課税世帯の学生 | 満額 | 約16万円 | 約59万円 |
住民税非課税世帯に準ずる世帯の学生 | 満額の2/3 | 約10.6万円 | 約39.3万円 |
満額の1/3 | 約5.3万円 | 約19.6万円 |
|給付型奨学金の支給額
支援対象者 | 支援額 | 1年間あたりの支給額(自宅外生) |
住民税非課税世帯の学生 | 満額 | 約91万円 |
住民税非課税世帯に準ずる世帯の学生 | 満額の2/3 | 約60.6万円 |
満額の1/3 | 約30.3万円 |
最後に当校の野外教育・アウトドアスポーツ学科の場合でシュミレーションをしました。
※住民税非課税世帯・自宅外生の場合
赤字が実質の負担額になりますが、満額の支援額を受けられた場合、手元に奨学金が残ることとなり、これを寮費や生活費にあてることができます。
制度はまだ始まったばかりのため、分かりずらい点が多々あると思います。どうぞお気軽にご相談ください!
■NSGカレッジリーグ学費サポートセンター
フリーコール 0800-170-1010(受付時間:平日9:00~17:30)
■i-nac入学サポートデスク
フリーコール 0120-537-010(受付時間:平日9:00~17:30)