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2011.08.23
山岳プロ学科3年生は夏休み前半は大忙しでした。
7月の半ばに行われた東京からの女子登山テント泊のお手伝い、1年生を連れていった大雨の夏期縦走登山実習、8月には地元・妙高中学校の妙高山登山の引率を行いました。
今回は8月2日に行われた妙高中学校1年生の妙高山登山の様子をご紹介します。
いつも学校から見えている妙高山に登るのは地元の生徒さんたちにとって一大イベント。
妙高山は百名山でもありますが、登山口の燕温泉から日帰りすると標高差で1300mを登って下りる
けっこう手ごたえのある行程になります。
途中には鎖場もあり、盛夏の暑い時期でもあるので、ガイド役としては気が抜けません。
直前の7月20日には中学校の特別授業で妙高登山の注意点を3年生3人でレクチャーして準備。
当日はあいにくの小雨模様でしたが、かえって暑くなかったので、体調を崩す生徒さんはほとんどいませんでした。
明るくて活発な生徒さんが多かったので、すぐにうちとけ、休憩時間にはいろんな話題で盛り上がっていました。
今回は環境省の方も同行し、妙高中のみんなで作った道標を登山道に設置してきました。
妙高山に登られるときは頂上までの行程の参考にしてみてください。
下山中、あと少しのところで雨が本降りとなり、雨具を着ましたが、
みんな元気いっぱいだったので無事下山することができました。
大人数の学校登山のガイドはいつもとかなり違う部分がありますが、
子どもたちが自然に触れる大切な機会としての学校登山を続けていくために、
すこしでも役に立てるようになれればと思います。