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2012.06.04
山岳プロ学科と自然環境教育学科3年生の実習は、
日本山岳ガイド協会の認定資格、登山ガイドと自然ガイド取得のための特別メニューでした。
日本山岳ガイド協会から特別講師に来ていただき、月曜日は畠山理事からガイドという職業についての基本であり大切なことのお話、火曜日は試験委員会委員長の長内さんから一次筆記試験対策の授業を受けました。
水曜日からはフィールドに出て、富士の樹海、木金曜日は霧が峰でルートガイディング実践を行いました。
富士の樹海では、上野理事によるガイディング、自然解説のお手本を示していただき、
一同圧倒されっぱなしです。自分たちがガイドとして行なわなければならないことの
次元の高さを身を持って知ることができました。
霧が峰ではひとりずついまできることの精いっぱいをだして実践。
山ほどの課題があることを思い知りました・・・。
もっともっと経験を積みたいと実感しきりです。
夜は歴史ある山小屋「ヒュッテジャベル」ご主人の高橋さんから
霧が峰の歴史や、文化的な背景などについてお話を伺いました。
日本の山の深い歴史にも興味の方向が向いてきます。
5日間ではぜんぜん時間が足りない思いもありましたが、
今回の実習でそれぞれが思った課題を夏に向けてひとつずつクリアして、
秋にもう一度ある実習に向けてさらに学んで行きたいと思います。
日本山岳ガイド協会の先生方、ほんとうにありがとうございました。
大きな花が魅力のサクラスミレです。植物の名前もかなり覚えた、かな。