マイナス22度の実習

山岳プロ学科２，３年生は冬休み前最後の実習に行ってきました。
場所は北アルプス・蝶ヶ岳（2677ｍ）。
積雪期の山の経験を積み重ねることが目的ですが、
強い寒気が入って、いつも以上に寒い環境で授業を行なうことができました。
妙高にも大雪をもたらした冬型で、山にもしっかり雪が積もり、
ルートファインディング、ラッセルもたっぷりできました。

上高地からはずっとラッセル。ワカン隊とスノーシュー隊で差がひらきがち・・・。

初日は徳沢でテント泊。-20℃でも複数人数で寝るとけっこう暖かいです。

翌日はながーい尾根を登り稜線へ。積雪量は例年と比べかなり多かったです・
ワカン組はなかなかラッセルでトップに立てません・・・。

稜線は風が強く、凍傷に気をつけて装備を確認。
天気は回復してきて、明日が期待できそう。

翌朝はこの天気。

来月、目指す予定の槍ヶ岳に気を引き締めます。

三角点にも行ってきました。背景の穂高連峰が素晴らしい迫力です。

本格的な冬山の環境に、みんないろんな反省点もでてきましたが、
全員無事に元気よく下山してきました。
たくさんの経験を積み重ねて、しっかりとリスク判断できるようになりたいと思います。

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